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異病同治・同病異治とは?

第十三講:異病同治・同病異治”是什麼意思?

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はじめに読むコラム

 

こちらの記事は東洋医学の「基礎」となるコラムです、より理解していただくために、まず、はじめにご覧ください。

 

 1⃣ 現代人に必要な東洋医学の知識

 2⃣ 現代医学・伝統医学・西洋医学・東洋医学「言葉の定義」

 3⃣ 日本における漢方の普及と発展

 4⃣ 中国伝統医学、中医学及び現代中医学の定義と構造

 5⃣ 中医学の特徴

 6⃣ 中医学診療の考え方

 7⃣ 代替医療・統合医療とは何のこと?

 

 

異病同治・同病異治”とは?

 

西洋医学ではX線検査、生化学的検査、病理学的検査など分析的手法から得られる情報により診断を下し、病名を決定。それぞれの原因や症状を除去する複数の治療法や薬を処方します。

 

 

一方で東洋医学は病人の全人的病態の分析を重視し、その全人の病態に適する統一的かつ総合的な方法により薬の処方などの治療を行います。

具体的には、東洋医学では表面的に現れている症状を治療する標治だけではなく、その大元の根本的な原因を治療する本治(治病求本)という考え方が重視されています。表面的に現れている様々な症状は、一見、無関係のようであっても、元をたどれば1つの根本原因から派生している場合も多いため、本治を行うことで、根本原因から派生した複数の病気を同時に治療することができるとの考え方です。

 

 

前述した“弁証論治”のところでも説明しましたように、東洋医学治療は体内外の病態とその原因を“証”と呼び、疾病の本質“証”に応じて治療法や処方薬を決定します。

 

その結果、西洋医学的には異なる病気や表面上は全く違う症状であっても、例えば、異なる病症の便秘と下痢に対して、特定の証に由来するものであれば同じ治療法や薬を投与することがあり、これを「異病同治」と言います。

 

一方、同じ病気でもその人の状態や病気を引き起こした原因には様々なパターンがあると考え、同じような病気や症状に対しても、患者によって全く違う治療を行い、異なった漢方薬が使われることがあります。例えば、西洋医学でいう風邪と腰痛という同じ病症を持つ人であっても、証によって治療方法が違い、異なる漢方薬などを処方することを「同病異治」といいます。

 

実例

 

実例としては、食生活の乱れから胃腸の調子を崩した患者がちょうど同じ頃から頭痛の症状が出たとします。そこでまず、内科を受診して簡単な胃炎だと診断された際、患者は頭痛もあり、体調が悪いと訴えます。すると内科の医師から知人の脳神経外科を紹介されたとします。ところが脳神経外科から処方された薬には副作用として「胃腸障害が出る恐れがある」との記載があり、この薬を飲むことを躊躇せざるを得ません。このような矛盾した治療は、局所を個別に診る西洋医学では起こり得ることです。

これに対して東洋医学では、もし胃腸の調子が悪くなるのに伴って、頭痛も悪くなることが多いのであれば、両方の症状には関連性があると考え、まとめて一つの“証”に従って治療する方法を探ります。

 

症状が異なる病気を同じ治療法で治す“異病同治”、あるいは同じ症状の病気に対して様々な治療を施す“同病異治”という言葉が東洋医学と西洋医学の違いを端的に物語っていると言えます。

 

このようなことから、全身の複数箇所に失調が及んでいる人に対しては、東洋医学あるいは東洋医学と西洋医学を併用し、治療することがよいように思います。

*注釈:ここで「東洋医学」という言葉は「中国由来の伝統医学」のみを指し、「漢方医学」と近い意味を表します。「西洋医学」は現在病院で行われている現代医学のことを指します。

 

 

参考文献

  • 関口善太著.〈イラスト図解〉東洋医学のしくみ.日本実業出版社,2003
  • 平馬直樹・浅川要・辰巳洋著.オールカラー版 基本としくみがよくわかる東洋医学の教科書.株式会社ナツメ社,2014
  • 仙頭正四郎著.最新 カラー図解 東洋医学 基本としくみ.株式会社西東社,2019

 

 

“異病同治・同病異治”是什麼意思?

 

在西洋醫學中,通過X光檢查、生化學檢查、病理學檢查等分析手段獲得的信息進行診斷並確定病名。然後,針對各種原因和症狀處方多種治療方法和藥物。

 

 

 

    另一方面,東洋醫學則重視病人的整體病態分析,通過適合整體病態的統一且綜合的方法來進行藥物處方和治療。 具體來說,東洋醫學不僅治療表面上的症狀(標治),還重視治療根本原因(本治,治病求本)。表面上顯現的各種症狀,看似無關,實際上可能源於同一根本原因,通過本治,可以同時治療由根本原因派生的多種疾病。

    如前所述的“辯證論治”, 東洋醫學的治療是將體內外的病態和原因稱為“證”,並根據疾病的本質“證”來決定治療方法和處方藥。

    結果,雖然從西洋醫學的角度看,這些可能是不同的疾病或完全不同的症狀,但如針對便秘和腹瀉這兩種不同病症,如果它們源於相同的證,則會使用相同的治療方法和藥物,這就稱為“異病同治”。 另一方面,對於同一疾病,根據病人的狀態和病因的不同,可能會採用完全不同的治療方法和中藥。例如,即使是西洋醫學所說的同樣的感冒和腰痛,根據不同的“證”,治療方法會有所不同,這稱為“同病異治”。

    實例是,由於飲食習慣不良,導致胃腸狀況惡化的病人,同時出現頭痛症狀。首先,如果去內科就診,被診斷為簡單的胃炎,病人也訴說有頭痛和身體不適。於是內科醫生介紹他去腦神經外科。但是腦神經外科開的藥物有“可能引起胃腸障礙”的副作用,病人猶豫是否要吃藥。這種矛盾的治療在分別診治局部問題的西醫中可能出現。 與此相對,東洋醫學認為,如果胃腸狀況惡化的同時,頭痛也加重,則這兩個症狀可能有關聯,會根據整體的“證”來尋求治療方法。

“異病同治”即用相同的治療方法治療不同症狀的疾病,“同病異治”即對同樣症狀的疾病進行不同的治療,這些說明了東洋醫學與西洋醫學的不同之處。

    因此,對於多處失調的病人,採用東洋醫學或東西醫結合的治療方法可能是比較好的選擇。

 

*註釋:這裡的“東洋醫學”是指“來自中國的傳統醫學”,類似於“漢方醫學”的意思。所謂的“西洋醫學”是指目前在醫院進行的現代醫學。

 

參考文獻

 

1)關口善太著.〈插圖解說〉東洋醫學的機制.日本實業出版社,2003

2)安井廣迪著.醫學生的漢方醫學【基礎篇】.東洋學術出版社, 2008

3)平馬直樹、淺川要、辰巳洋著.全彩版 基礎和機制都能夠充分理解的東洋醫學教科書.株式會社ナツメ社,2014

4)仙頭正四郎著.最新 全彩圖解 東洋醫學 基礎和機制.株式會社西東社,2019

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