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マインドフルネス

瞑想がストレスに効く3つの理由

 
 
「瞑想がストレスに効くって本当?」「なんかマユツバ…やってみたけど効いてるか微妙…」
そんなあなたに、瞑想がストレスに効く理由を3つに分けて説明します!
 
 
 

理由1:ストレスと感じる対象が減る

 
具体例を挙げて説明します。
 
 
 例えば、Aさんがオフィスで働いているとき…
 課長が不機嫌そうに近くを足早に通り過ぎたとします。
 
 Aさんの頭の中にはこんな考えがよぎります。
 
 なんか今日機嫌悪そうだな…
 あれ、昨日提出した企画書まずかったかな…
 確かにあまり時間かけられなかったんだよな〜
 あとでダメ出しされるかも…
 
 Aさんの頭の中は昨日提出した企画書のことでいっぱい。
 
 でも実は課長が不機嫌だったのは、出勤前に夫婦ゲンカをしてしまったからだったのです…!
 
 
このように実は全く関係のないことも、いつもの思考のパターンで自動的に自分のストレスとして受け止めてしまうことがよくあります。瞑想を実践すると、物事を偏りのない目で見る観察力が身に付きますので、こういった「ストレスもどき」に惑わされることが減ります。受け止めるストレスの量を初めから減らすことができるというわけです。
 
 

理由2:ストレスに過度に捉われなくなる

 
 
皆さんも、心配事があると一日中なんとなくそのことばかり考えてしまって気が気じゃない、そんな経験はありませんか。
 
 
 昨日なんであんな失敗しちゃったのかなー!
 
 明日のプレゼン大丈夫かな?
 
 
 
過去への後悔や未来への不安はストレスの中でも大きな割合を占めます。しかしながら人間の心は、放っておくと勝手に過去や未来に飛んでいってしまうものです。
この状態が長くなると黄信号。長く続くといつの間にかストレスに溺れてしまうことも…。
瞑想ではすぐに過去や未来に飛んでいってしまう自分の心に気づき、現在に戻ってくる練習を行います。それによって、過度に過去や未来のことを考えてしまうことによるストレスを軽減できると考えられるのです。
 
 
 

理由3:ストレスに無駄に反応することが減る

 
他人のケンカを見ていると、お互いに火に油を注ぎあってどんどん炎上していく…そんな状況になることがあります。
 
 
 相手に言われた強い言葉でことで自分の心が傷つく。
 
 それに「反応」し相手にとっさに言い返す。
 
 その言葉で今度は相手の心が傷つく。
 
 それに「反応」した相手はさらに強い言葉を返してきます。
 
 
このようにとっさの「反応」が積み重なるとどんどん苦しい状況になり、ストレスは増すばかりです。
瞑想ではこのようなとっさの「反応」に気づき、「反応」ではなく適切な対応を行うように練習していきます。これによりストレスの増大を予防することができるのです。
 
 

まとめ

 
今回は瞑想がどうしてストレスに効くのか?という理由についていくつかの例を挙げて説明してみました。
最近ストレスが溜まって…と感じているあなた、瞑想にトライしてみませんか?
 
植田 真史

植田 真史(うえだ まさし)

みゆきの里顧問
医師・マインドフルネス講師

米国Brown大学認定マインドフルネスストレス低減法(MBSR)講師
Home of Mindfulness代表
現代マインドフルネスセンター副代表

眼科医だった頃にうつ病に悩まされたが、マインドフルネスとの出会いをきっかけに快復。
その際の経験から精神科医に転向し、渡米してマインドフルネスの講師資格を取得。
病院外にも目を向けてマインドフルネスの普及活動に取り組んでいる。

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