HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

養生食

じゃがいもの 包み団子

じゃがいもは、ビタミンCが豊富で(みかんを上回るほど)、そのビタミンCがでん粉で包み込まれているため、熱で破壊されにくいという特徴が。

ビタミンCには抗酸化作用があり、活性酸素から体を守ってくれる作用や、免疫力を強化する作用も。

また、じゃがいもに多く含まれるファイトケミカルの一種であるオスモチンは、脂質や糖代謝に関与し、動脈硬化などの生活習慣病を予防、肥満防止にも効果があるといわれている。

ミネラル類では、体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄してくれるカリウムが豊富。

じゃがいもの 包み団子

材料(4人分)

  • じゃがいも ……… 500g
    団子の粉 ……… 100g
    卵 ……… 1個
    自然塩 ……… 小さじ1
    オリーブオイル ……… 大さじ1
    【餡】
     牛肉 ……… 50~70g
     玉ねぎ ……… 100g
     生しいたけ ……… 50g
     酒 ……… 大さじ2
     みりん ……… 大さじ2
     薄口しょうゆ ……… 大さじ1と1/2
     片栗粉 ……… 少々

作り方

  • 1洗ったじゃがいもは皮つきのまま軟らかく茹でる。
  • 2みじん切りにした玉ねぎとしいたけは、玉ねぎから炒め始め、しいたけ、牛肉の順に加えながらさらに炒める。酒・みりん・薄口しょうゆを入れて少し煮たあとに火を止めて冷ましておく。
  • 3茹でたじゃがいもは熱いうちに皮を剥き、ビニール袋に入れて潰し、こねる。
  • 4粗熱が取れた③に、団子の粉、卵、自然塩、オリーブオイルを入れ、さらに良くこねる。
  • 5④を10等分し、丸く平らに成形。冷ましておいた②の具を中央にのせて包み込む。※ラップを使うと容易になる。
  • 6⑤の包み団子は蒸すか、油で揚げる。
東島 正彦

東島 正彦(ひがしじま まさひこ)

現職:みゆきの里 料理長

自身の病気の経験から「医食同源」を信条に田園キッチンの料理長に就任。
穀物や野菜の味と力を引き出すマクロビオティックの調理法に学び、「土からお皿まで」
を提唱し、自ら農業に従事するなど、自然と調和する食、健康を考えた食の提供を目指している。
「医福食農連携推進協議会」中心メンバーとして、管理栄養士と共に健康レシピ本を作成。
KKT「テレビタミン」の料理コーナーに出演、けんくま21市民会議等に参加、「野菜と玄米の料理講座」 を開催するなど「食は命なり」を伝え続けている。

略歴

1981年 福岡市内ホテルなどで日本料理の修行
2003年 ウェルネススクエアー和楽開館から田園キッチン料理長に就任
      ~現在に至る~

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