HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

医師監修

40分間のマインドフルヨガ(臥位) 〜ガイド動画付き〜

 
 
 
いつも追われるように心が落ち着かない…
なんとなくいつも身体が重だるい…
 
そんなお悩みはありませんか?
 
今回の記事では、心の安定を取り戻し、身体の疲労回復も期待できる「マインドフルヨガ」を紹介します。ヨガ未経験の方でも取り組める内容となっております。今回は横になった姿勢(臥位 がい)が中心となる「臥位のマインドフルヨガ」です。
 
40分と長めのガイド動画を付けていますが、これは心身の健康に関するエビデンスがたくさん蓄積しているプログラムである「マインドフルネスストレス低減法(MBSR)」で行われるのと同じ長さです。週末など時間があるときに少しゆっくり時間をとって、取り組んでみてくださいね!
 
臥位のマインドフルヨガについては、過去に短時間のガイド動画も取り上げていますので、なかなか時間がとれないというときは、こちらもご利用ください。
 
 
 
 
 
 
 

マインドフルヨガの目的と留意点

 
 
 
このヨガの目的は綺麗なポーズを取ったり、身体を柔らかくしたりすることではなく、動きに伴う身体の感覚を感じとることです。身体の感覚を感じとることで心身の一体化が促進し、リラックス効果が期待できます。
ポーズをとるにあたっては、以下のことに留意してください。
 
・痛みがある場合には無理をせずにポーズの途中までで止める
・ポーズ自体が難しい場合にはポーズをとっているところをイメージするだけでも大丈夫
・「うまくできない」という思いが浮かんでも、自分を責めずに今の身体の感覚に戻る
 
特に、首や腰などに痛みがある場合には注意をしてください。「うまくポーズが取れないといけない」という思いが浮かんでも、無理をしないようにしましょう。限界まで行わずに止めることは、それ自体がセルフケアの練習になります。普段の生活で無理をしがちであることに気づくきっかけにもなるかもしれませんね。
 
 
 

ガイド動画

 
 
こちらをクリックすると再生されます!
動画(埋め込みをお願い致します)
 
 
 
 

今回のヨガのポーズ

 
 
 
動画中でも実演しながらガイドしておりますが、参考にポーズの図を掲載します。
(前半)
 
(後半)
 
 
 
 

まとめ

 
 
 
いかがだったでしょうか。日常生活で私たちはいろいろな動きをしていますが、そのときの実際の身体の感覚に注意が向けられていることは少ないのではないでしょうか。身体の感覚に注意を向けることはそれ自体に心や身体をリラックスさせる効果があるのです。忙しい日常で心身が疲れたときには、時間をとってマインドフルヨガをやってみてくださいね!
 
植田 真史

植田 真史(うえだ まさし)

みゆきの里顧問
医師・マインドフルネス講師

米国Brown大学認定マインドフルネスストレス低減法(MBSR)講師
Home of Mindfulness代表
現代マインドフルネスセンター副代表

眼科医だった頃にうつ病に悩まされたが、マインドフルネスとの出会いをきっかけに快復。
その際の経験から精神科医に転向し、渡米してマインドフルネスの講師資格を取得。
病院外にも目を向けてマインドフルネスの普及活動に取り組んでいる。

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