HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

植田 真史先生のマインドフルネスのススメ

不眠のためのボディスキャン瞑想

家事や仕事で疲れているはずなのに眠れない…
心配事が頭から離れず、目が冴えてしまう…
 
 
 
 
こんなお悩みはありませんか?
今日は不眠(入眠)に役立つマインドフルネス瞑想として、ボディスキャン瞑想をご紹介します。
 
 
ボディスキャン瞑想とは?
 
 
 
ボディスキャン瞑想とは、身体の各部分に順番に注意を向け、そこにある感覚を観察していく瞑想です。
このボディスキャン瞑想は、実は本来睡眠のための瞑想ではありません。
 
ボディスキャン瞑想を行うと注意のコントロール力、対象をありのままに受け入れる観察力が鍛えられると言われています。
また身体の感覚に気づくことで、身体をいたわるセルフケアの第一歩となります。
 

ボディスキャン瞑想に関する詳細は以下の記事からご覧ください。

ボディスキャン瞑想 〜からだの感覚に気づくセルフケア〜

 
 
 
 
 
 

ボディスキャン瞑想は寝落ちしやすい

 
 
しかし何を隠そうこのボディスキャン瞑想、眠くなって途中で寝てしまう、いわゆる「寝落ち」しやすい瞑想なのです(汗)
 
瞑想会などでボディスキャンを行うと、「途中で寝てしまっていました」という方が続出してしまいます。
 
本来瞑想というものは途中で寝てしまわないように工夫しながら行うものです。
しかし今回の記事ではあえてボディスキャン瞑想の寝落ちしやすい性質を逆手にとって、入眠の助けにしてしまおうというコンセプトでご紹介します。
 
 
 
 

ボディスキャン瞑想を入眠に使う方法

 
 
ボディスキャン瞑想を入眠に使う方法は簡単です。
まず布団に入り、以下のガイド音源に沿って注意を身体の各部分に動かしていくだけです。
長さは4種類用意していますので、ご自身に合ったものをお選びください。
 
 
ガイド音源1 (5分間)
 
 
 
ガイド音源2 (10分間)
 
 
 
ガイド音源3 (15分間)
 
 
 
ガイド音源4 (40分間)
 
 
 
 
この際大切なことは、「上手くやろうとしない」こと。「上手くできない」という思いが浮かんでも、それでいいのです。
ただその思いがあることに気づき、淡々と音源に沿ってやってみてください。
 
仮に寝付くまでに時間がかかったとしても、ボディスキャン瞑想をやること自体が頭を休めることにつながりますので、ぜひ試してみてください。
 
YouTubeでは動画が終わると次の動画が始まる連続再生がオンになっている場合があります。
寝てしまったときのために連続再生をオフにしておくことをお勧めします。
 
 

まとめ

 
 
今日ご紹介した方法は、ボディスキャン瞑想の本来の目的とは少しずれるのですが、少しでも不眠でお悩みの方のヒントになればと思いご紹介しました。
みなさんが少しでも快適に入眠できるようになることを願っています。
 
 
植田 真史

植田 真史(うえだ まさし)

みゆきの里顧問
医師・マインドフルネス講師

米国Brown大学認定マインドフルネスストレス低減法(MBSR)講師
Home of Mindfulness代表
現代マインドフルネスセンター副代表

眼科医だった頃にうつ病に悩まされたが、マインドフルネスとの出会いをきっかけに快復。
その際の経験から精神科医に転向し、渡米してマインドフルネスの講師資格を取得。
病院外にも目を向けてマインドフルネスの普及活動に取り組んでいる。

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