
瞑想をしていると、「集中できない」「雑念ばかり浮かぶ」と感じることがあります。しかしマインドフルネスにおいて大切なのは、集中し続けることではありません。むしろ、意識がそれたことに気づき、やさしく戻る。その繰り返しこそが実践の中心です。今回の記事では、この「戻る練習」という視点から、マインドフルネスの本質を見ていきたいと思います。
意識はそれて当たり前
私たちの心は、気づかないうちに過去や未来へと移り変わっていきます。呼吸に注意を向けていたはずなのに、いつの間にか別の考えごとをしている。こうした状態は特別なことではなく、ごく自然な心の働きです。
重要なのは、「それてしまった」という事実ではなく、「それに気づいた」という点です。気づきが生まれた瞬間、呼吸に注意を戻す。このことこそマインドフルネスの実践です。意識がそれること自体を問題とせず、その動きに気づくことを大切にしていきます。
よろしければこちらの記事も参考にしてください。
参考:「瞑想中の「雑念」への対処法 – 瞑想Q&A」
https://media.miyukinosato.or.jp/mindfulness/970/
戻るという行為の意味
気づいたあとに行う「戻る」という行為は、単なる集中のやり直しではありません。これは、自分の注意をどこに向けるかを選び直すプロセスです。
呼吸に戻るとき、無理に引き戻そうとする必要はありません。ただ、気づいたことをきっかけに、静かに意識を置き直します。このように意図的に注意の向き先を選ぶ練習を繰り返すことで、反応的に思考に巻き込まれるのではなく、自分で注意を扱う力を育てていきます。
この「戻る」というシンプルな動きの中に、マインドフルネスの重要な要素が含まれています。
評価せずに繰り返す
戻ることを繰り返していると、「またそれた」「うまくできていない」と評価したくなることがありますよね。しかし、その評価に気づくこともまた、実践の一部です。
うまくできているかどうかを判断し続けるよりも、その都度起きている体験に気づき、戻る。この繰り返しを、できるだけ評価を加えずに行っていきます。
戻る回数が多いほど、それだけ多く気づいているとも言えます。結果ではなく、プロセスそのものに目を向けることが大切です。
詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
参考:「マインドフルネスの心構え①評価をわきにおいて」
https://media.miyukinosato.or.jp/mindfulness/3380/
まとめ
いかがだってでしょうか?瞑想は、集中し続ける練習ではなく、「気づいて戻る」ことを繰り返す実践です。このことを勘違いしていると、「うまくいっていない」「自分には向いていない」という考えにつながってしまうこともあります。
うまくやろうとする必要はありません。何度それても、そのたびに戻る。その積み重ねこそが大切です。
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