HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

植田 真史先生のマインドフルネスのススメ

瞑想に適した時間帯は? 〜瞑想Q&A〜

 

 

Q.
自分で瞑想をやっているのですが、毎日バラバラの時間になっています。
瞑想に適した時間帯というものはあるのでしょうか?
 
A.
瞑想を行う時間帯としては朝をお勧めします。その理由を以下に説明しますね。
しかし、朝に時間がとれない場合は、ご自身のライフスタイルに合わせて柔軟に決めて頂いて構いません。
 
 
 

朝がおすすめの理由1:眠くなりにくい

 
 
瞑想の時間帯として朝をおすすめする最初の理由は、昼や夜に比べ身体が疲れていないことです。
特に夜は、一日の家事や仕事のあとで疲れていることが多く、途中で寝てしまうリスクも必然的に高くなります。
反対に朝はあまり疲れがたまっていないことが多いため、おすすめです。
朝起きた直後でまだ眠気がある場合には、洗顔したあとで瞑想をするなど工夫をすると、すっきりと瞑想に取り組みやすくなります。
 
 
 

朝がおすすめの理由2:予定が入りにくい

 
 
 
朝をおすすめする理由の2つ目は、予定が入りにくいということです。
昼や夜はそれ以前の仕事や家事が長引いたりして、瞑想を忘れてしまいがちです。
また、急な用事や連絡が入ったりして、「今日はもうしなくていいか」となってしまうこともあります。
 
瞑想の時間帯を決める場合には、これらの不確定要素をできるだけ少なくすることが重要です。
多くの方にとって、朝はイレギュラーな用事が入ることが少ないためおすすめです。
 
 
 

朝がおすすめの理由3:静かな環境を作りやすい

 
 
 
朝をおすすめする理由の3つ目は、静かな環境を作りやすいということです。
瞑想をする際に環境音が多すぎると、必要以上に注意がそれて瞑想をしづらくなってしまいます。
日中や夜はご家族や周囲の人が活動しているため、必然的に環境音が増えます。
 
無音状態を作る必要まではありませんが、極力静かな環境が望ましいでしょう。
朝、周りより少し早く起きて瞑想をするのはいかがでしょうか。
 
 
 

まとめ

 
 
 
いかがだったでしょうか?以上、瞑想の時間帯として朝をおすすめする理由を説明してきましたが、ライフスタイルには個人差がありますので、
必ず朝にしないといけないというわけではありません。今回の記事をヒントにしつつ、ご自身に合った時間帯を探ってみてくださいね!
ホリスティックヘルスラボでは今後も瞑想に関するヒントをご紹介していきます。ぜひチェックしてください。
植田 真史

植田 真史(うえだ まさし)

みゆきの里顧問
医師・マインドフルネス講師

米国Brown大学認定マインドフルネスストレス低減法(MBSR)講師
Home of Mindfulness代表
現代マインドフルネスセンター副代表

眼科医だった頃にうつ病に悩まされたが、マインドフルネスとの出会いをきっかけに快復。
その際の経験から精神科医に転向し、渡米してマインドフルネスの講師資格を取得。
病院外にも目を向けてマインドフルネスの普及活動に取り組んでいる。

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