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コラム

マインドフルネス

STOP 〜心の落ち着きを取り戻す技法〜

 

次から次にやることがあって心が休まらない…

休みの日にもやらないといけないことが浮かんできて、頭がいっぱい…

 

 

 

心は過去や未来に簡単に呑み込まれ、「いまこの瞬間」とのつながりが薄れてしまいます。

この記事では気持ちがいっぱいいっぱいなときに役立つマインドフルネスの技法 “STOP” を紹介したいと思います。

どこでもできる技法ですのでぜひ試して観てくださいね。

 

“STOP” とは?

 

心の落ち着きを取り戻す技法として紹介されることがある”STOP”“STOP” は英語の頭文字を並べたもので、4つの手順で構成されています。

 

S: Stop 止める

T: Take a breath ひと呼吸おく

O: Observe 観察する

P: Proceed 次に進む

 

具体的な方法

 

それでは具体的にそれぞれの手順を説明します。

 

 Stop 止める

まずいまやっている作業を止めます。

 
 Take a breath ひと呼吸おく

次に一度呼吸を感じてみましょう。

呼吸に注意を向けることは、気持ちを切り替えて「今」とつながるきっかけとして有効な手段です。

 
Observe 観察する
 

今の身体の感覚を観察してみましょう。

眉間に力が入ってシワがよっているかもしれません。

肩がこわばって凝りがたまっているかもしれません。

喉が渇いているかもしれません。

いまの自分に必要なことを感じとります。

 
 
Proceed 次に進む
 

そして、自分の意図をもって、次の行動を選択します。

一旦身体の力を抜いてリラックスする、休憩をとる、水分補給をする、ストレッチするなど。

どうしてもすぐに仕事に戻らないといけないときも、そのことに気づきながら仕事を再開するようにしてみます。

 

 

まとめ

 

このようにして、目まぐるしい流れにただ流される状態から一歩抜け出し、行動の主導権を自分に取り戻すことができます。

非常にシンプルな技法ですが、意識しないとついつい無理をしてしまいがちですよね^^

どんなに忙しくてもいつでも戻ってこられる場所として、この”STOP”という技法を活用されてみてはいかがでしょうか?

植田 真史

植田 真史(うえだ まさし)

みゆきの里顧問
医師・マインドフルネス講師

米国Brown大学認定マインドフルネスストレス低減法(MBSR)講師
Home of Mindfulness代表
現代マインドフルネスセンター副代表

眼科医だった頃にうつ病に悩まされたが、マインドフルネスとの出会いをきっかけに快復。
その際の経験から精神科医に転向し、渡米してマインドフルネスの講師資格を取得。
病院外にも目を向けてマインドフルネスの普及活動に取り組んでいる。

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