今回のご質問
しびれや痛みが起こりにくい姿勢をとる
「かゆみ」「しびれ」「痛み」への対処法
1. 別の場所に注意を向けてみる |
瞑想中に脚のしびれに注意がそれたら、別の場所へ注意を向けてみるという方法です。
注意を向ける先は呼吸がよく選ばれます。脚のしびれに注意がとらわれすぎると、しびれが自分の中でどんどん大きなものに感じられてきます。その際、リセットの意味を込めて注意を転じてみる、というのがこの方法です。しばらく経つとしびれの感じ方が変化し、いつの間にか解消されていることもあります。
もし、しびれが強く別の場所に注意を向けることが難しい場合は別の方法を試してみましょう。
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2. 体を動かしてみる |
これは体を動かすことでしびれを解消しようという方法です。しびれてきたら圧迫されている部分を解除し楽になるよう体勢を探ってみます。 ただし注意点があり、もし動かす時はとっさに動かすのではなく、十分意識して、意図を持って動かすことが大切です。 瞑想では注意が途切れず続いていることが大切ですので、しびれや痛みに圧倒されて無意識に動かしてしまわないよう気をつけてください。 |
3. その感覚に向き合ってみる |
これは不快な感覚にあえて向き合ってみるという方法です。
どう向き合えばよいのかというと、そのしびれの場所と性質を観察することです。
場所というのはそのしびれは「身体のどの場所にあるのか」「浅いのか深いのか」「広がりはどの範囲か」といったこと。
性質というのはどのような痺れなのか、例えばそのしびれは「弱いのか強いのか」「時間にともなって強さは変化しているか」「ジンジンするのかピリピリするのか」といったことです。
上記のようなことをちょっとした興味をもって観察し、もし可能なら言葉を使わずに直接感じとれるかも試してみましょう。このようにすると不快な感覚と自分との関係性が変わり、感じ方に変化が生まれることがあります。
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