皆さんは、ご自身の近くに在る健康維持に資する地域資源をご存じでしょうか?ウオーキングやランニング、さらにはアウトドアスポーツやキャンプなど近年多くの方が自然に親しみながら心身をリフレッシュする活動が増えてきました。車がない、時間がない場合でも、身近な公園でホッとする場所や四季を楽しめる自然豊かな場所も身近にあるものです。またヨガスタジオやアロマセラピースクールなど健康関連講座も各種開催され、オーガニックショップや自然食レストランなども多く見られるようになりました。日々の健康に活用できる資源ともいえる場所を知り、積極的に足を運びたいものです。
海
山
温泉
身近な公園
フィットネス
ヨガ・アロマセラピー教室
オーガニックショップ
自然食品店やレストラン
健康づくりを通して、地域の人々と温かな交流を図ることも健康づくりに大きな力となります。健康づくりに関する地域資源とのかかわりを通して人との温かなつながりを作り、癒される地域社会環境づくりは、そこに住む一人一人にかかっています。
参考までに、厚生労働省は、「スマート・ライフ・プロジェクト」という健康寿命を延ばす為の自自治体を巻き込んだ展開をしています。健康寿命延伸プランとして、自然に健康になれる環境づくり・行動変容を促す仕掛けを促進しています。活動としては、「適度な運動」「適切な食生活」「禁煙・受動喫煙防止」「健診・検診の受診」がテーマですが、今後益々健康づくりに取り組む企業・団 体・自治体が増えていく事で、『住民が健康づくりをしやすいまちづくり』が進められることでしょう。
地域のことや地域 の魅力を知らないことがあること。また感じていないこと!それは、残念な機会損失かもしれません。ご自分の、健康維持に役立ちそうな地域資源を探してみませんか。ご自分に合う地域資源を知る事から今後のヘルスプラン設計に活かせることでしょう。
監修 吉田 紀子(医学博士)プロフィールを見る