HOLISTIC HEALTH JOURNAL

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医師監修

通勤時間のマインドフルネス

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毎朝の通勤時間、皆さんはどのように過ごしていますか?

スマホを見ながら時間をつぶしたり、今日の予定に気を取られたりしている方も多いかもしれません。でも、実はこの通勤時間こそ、マインドフルネスを実践する絶好のチャンスなのです。心を「今この瞬間」に向けて過ごしてみると、思いがけない静けさや安心感が生まれてきます。忙しい日常のなかで、通勤の時間を、意識的に活用してみませんか?

 

 

通勤時間がマインドフルネスに向いてる理由

 

通勤は「ただこなす」時間になりがちですが、よく考えると一日の中でも定期的に一定の割合を占める時間です。この移動の時間を、自分自身とつながる「気づきの時間」に変えることで、心の緊張をほどいたり、ストレスをやわらげたりする効果が期待できます。

 

たとえば、スマホを一度ポケットにしまい、今この瞬間の身体の感覚やまわりの音に注意を向けてみると、それだけで少し穏やかな気持ちになれます。特別な道具や場所は必要ありません。電車の中でも、歩いているときでも、ほんの少し意識を向けるだけで、日常の質に変化が訪れます。

 

 

実践例①電車の中での気づきの瞑想

 

電車に乗っているときは、「呼吸」に意識を向けるシンプルな方法がおすすめです目を閉じても、目を開けたままでも構いません。姿勢を少しだけ整えて、今、自分の呼吸がどんなリズムで繰り返されているかにそっと注意を向けてみましょう。吸う息、吐く息。それぞれの流れに気づいていることが大切です。

 

もし思いや考えが湧いてきても、それに気づいたらやさしく呼吸に意識を戻します。それを何度でも繰り返して大丈夫です。このような呼吸への気づきは、出勤前の緊張をゆるめ、心を整えるサポートになります。

 

 

実践例②歩行中のマインドフルネス

 

駅まで歩くとき、ついスマホを見たり、考えごとをしながら歩いたりしていませんか?その代わりに、足の感覚や地面を踏みしめる感触、身体の動きに注意を向けてみましょう。「歩いている」という今この瞬間の体験に意識を向けると、頭の中の忙しさが少しずつ静かになっていきます。

 

周囲の景色や音、身体のバランスの変化に気づいてみるのもよいでしょう。歩行瞑想は、誰でもできる実践のひとつで、心を穏やかにし、一日をはじめる前の「自分へのケア」としてとても役立ちます。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?通勤時間はただの移動ではなく、「今この瞬間」に戻ってくるチャンスです。何気なく過ごしていたこの時間を、少しだけ意識的に使ってみるだけで、心の持ちようや一日の始まり方が大きく変わっていきます。

 

マインドフルネスは特別なことではなく、今この瞬間に気づいているということ。通勤という日常の一コマにマインドフルネスを取り入れて、穏やかなスタートを迎えてみませんか?

 

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