HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

養生食

きらすまぶし

おからは、豆腐をつくる際にできる豆乳を絞った残りかす。雪花菜や卯の花、きらずなどの別名があり、きらずは文字どおり 調理のときに包丁を使う必要がないことで呼ばれるように。
古くから日本の食卓を飾ってきた食材。食物繊維やカルシウムが豊富で、たんぱく質や炭水化物、カリウムにも富む食材として、ヘルシーフーズの中でも大いに注目を集めている。

きらすまぶし

材料(4人分)

  • おから ……… 100g
    生しいたけ ……… 100g
    にんじん ……… 50g
    湯葉(乾燥) ……… 5g
    刻みねぎ ……… 大さじ2~3
    【A】
     薄口しょうゆ ……… 大さじ2
     濃口しょうゆ ……… 大さじ1
     酒 ……… 大さじ2
     みりん ……… 大さじ1
     砂糖 ……… 少々
     酢 ……… 大さじ2 又はカボス

作り方

  • 1しいたけ、にんじんを好みの細切りに切り調味料Aで煮る
  • 2乾燥湯葉を水で戻し、①に加え、さっと煮る。
  • 3おからを加えて充分に火を入れ、良くまぶしたら、最後に酢を加え調味する。粗熱が取れたら、小口切りにしたねぎを散らして仕上げる。
東島 正彦

東島 正彦(ひがしじま まさひこ)

現職:みゆきの里 料理長

自身の病気の経験から「医食同源」を信条に田園キッチンの料理長に就任。
穀物や野菜の味と力を引き出すマクロビオティックの調理法に学び、「土からお皿まで」
を提唱し、自ら農業に従事するなど、自然と調和する食、健康を考えた食の提供を目指している。
「医福食農連携推進協議会」中心メンバーとして、管理栄養士と共に健康レシピ本を作成。
KKT「テレビタミン」の料理コーナーに出演、けんくま21市民会議等に参加、「野菜と玄米の料理講座」 を開催するなど「食は命なり」を伝え続けている。

略歴

1981年 福岡市内ホテルなどで日本料理の修行
2003年 ウェルネススクエアー和楽開館から田園キッチン料理長に就任
      ~現在に至る~

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