今回はストレスが数か月~年単位で長期的となったときのアロマテラピーケアです。
長期的なストレスが続くとどうなる?
人はストレスを受けると、それを解消するために体内に防御反応が起こります。
始めは受けたショックに対応するために自律神経系では交感神経優位、内分泌系ではストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールを放出しますが、ストレスが長期間になると副腎に影響を与え、副腎が疲労すると体全体の代謝に影響を与えてしまうこと。脳の記憶の部分、海馬の萎縮にもつながってしまうことが分かっていますし、メンタルの不調や心身症・うつ・神経症などをかかえてしまいやすくなってしまいます
長期的なストレスケアレシピ②
本日は、長期的なストレスから身を守り、気分や身体の回復をサポートができるレシピをご紹介いたします。
マンダリン精油1:ベルガモット精油1:プチグレン精油1:ラベンダーアングスティフォリア精油2の割合で遮光瓶にブレンド精油を作成しておくと便利です。
一時的ストレスとの違いは、マンダリンとプチグレン精油にアントラニル酸ジメチルというセロトニンの合成に関与するといわれている抗不安物質を含むもの、リナロールと酢酸リナリルの組み合わせは深くリラックスできる組み合わせでもあります。
またプチグレンのαテルピネオールでやさしい睡眠誘導へ導くことができます
また、今回の記事は万人受けする香りをポイントとしていますが、アレンジとしては先に書いた長期ストレスによる副腎の慢性疲労をケアするのが得意な樹木の精油(アカマツ・ヨーロッパ/マツ科、ブラックスプルース/マツ科)のコーチゾン様作用のある精油を加えるレシピも回復に良いと思います。
簡単にできる!日々いたわるセルフメディケーション
- 嫌な気分をリセット!脳を若返らせる、三角吸入法
- 一日のお疲れをとる!アロマバス
- 身体も脳も休めてあげる!安眠ケア
しかし、身体や心のお疲れが強いときには自分でも精油を選べない、作れない。HELP!!!という状況もあるでしょう。その時は、セラピストのアロマを用いたトリートメントを受けるのも身体や心をかるくする一つの方法だと思います
- アロマを用いたトリートメントを受ける
みゆきカレッジでは一般の方もご利用できる健康管理のアロマリンパドレナージュサロンを一室設けています。お気軽にご相談ください。
最後に
一時的なストレスと長期的なストレスに対してのアロマレシピとセルフメディテーション法についてご紹介しました。
セルフメディテーションを意識すると自分の身体や心の変化に気づき、早めにケアすることができますし、日常から楽しんで使用していただければ予防となります。
代替えの効かないあなた自身を日々大事にするためにHHLABの記事が少しでも参考になればと思っています