感染症ってどんなことをいうの?
感染症とは、病原微生物が体内に侵入して増殖し、呼吸器の 症状( 咳、くしゃみ、痰)発熱、下痢、嘔吐などの症状を起こす事を言います。
病原体は大きさや構造によって細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などに分類されますが病原微生物に感染しても症状が現れる場合と現れない場合があります。
感染症となるかどうかは感染力と抵抗力のバランスで決まります。
今回は 主に 風邪 、 インフルエンザ などの 呼吸器 感染 症 対策 を 考えて みます。
感染症が広がる条件って?
感染は、 ① 気温が低 い ②空気が乾燥しているなど条件が 揃うと病原体が広がりやすくなります。
アロマテラピーで予防はどんなことが できるの?
感染症の 感染経 路を経つ
植物は害虫などから身を守るための抗菌作用を備えていて、精油 ではその植物の持つ抗菌作用を活かした使用の仕方などがあります。
香りの分子の集まりである芳香成分類の作用は抗菌作用、抗ウイルス作用、抗真菌作用、抗寄生虫作用 など 期待できるもの があり感染経路を 絶つのに役立てられます 。
自分たちの免疫力を高めておく
眠りの質を高め 体の回復力を上げることは 免疫力 向上になりますし、 喉や鼻の 不快な諸症状を緩和し ストレスケア にも 役立てられます。
病原体に対する抗菌作用
石炭酸(フェノール)係数ともいいます。
消毒薬の石炭酸(フェノール)を1とすると、それに対して何倍の抗菌力があるのか の 効果を表しています。
抗菌力が高い 精油(数値の高いものが抗菌力が強い) |
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オレガノ精油 | クローブ精油 |
シナモンカッシア精油 |
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フェノール係数20 フェノール類 カルバクロール、チモール |
フェノール係数17 フェノール類 オイゲノール |
フェノール係数15 芳香族アルデヒド ケイ皮アルデヒド |
フェノール係数12 モノテルペンアルコール類 ゲラ二オール |
まとめ
抗菌作用が強い精油は、実際は強い香りのものが強く刺激がある精油が多い です。刺激の強い精油は住環境を整えるホームキーピング、お掃除として使いのがいいでしょう!
実際に風邪やインフルエンザなどの私たちの身の回りの感染症に有効な精油は皮膚にやさしく穏やかな抗菌作用があるグループのモノテルペンアルコール類
ティートゥリー精油、パルマローザ 精油 、ユーカリ ラディアタ精油 、ラヴィンツァラ 精油 などが使いやすいです 。
抗菌力で言うとこの中ではフェノール係数の高い ゲラ二オール含むパルマローザ精油が第一選択肢になるかもしれません 。アロマテラピーでは精油1つにおおよそ 200 位の芳香分子がはいっているといわれており耐性菌ができにくい と 言われています 。
また、予防から万が一かかってしまった後のケアまでできるのがアロマテラピーの良さかもしれません。次は具体的な使い方についてご紹介いたしますね!