もうすぐクリスマス!冬のオレンジポマンダー
さて本日は、冬場になるとアロマやハーブ愛好家がこぞって作る冬のアロマテラピー
オレンジポマンダー!についてご紹介します
14世紀にヨーロッパでは猛威を振るった伝染病ペストから身を守るために、貴族が金や銀製の穴の開いた丸い容器にスパイスやハーブ、香料を入れて下げて身を守っていました。
それが本来のポマンダーです。その後一般的にも柑橘などのフルーツにクローブ(丁字)を刺したフルーツポマンダーがいい香りを放ち、お守り・魔除け代わりに作られました。
クローブ(丁字)は、昔から薬代わりとして使われるハーブです。殺菌作用が強く、活力をあげたり温めたりする作用があり、日本でも正月のお屠蘇や養命酒などにも入っており馴染み深いと思います。フルーツにクローブを刺すとその果物は腐食せず保存できますので良い香りを放ちますし長期保存ができます。
今回は、ポマンダーの作り方をご紹介します
(貴族が身に着けていた金製のポマンダー) |
材料
オレンジ1個
クローブ(丁字)ホールのもの
シナモンパウダー
リボンなどの飾り、竹串、ビニール袋
作り方
- オレンジに竹串で穴をあけながらクローブをオレンジの皮の内部まで差し込む
- ビニールにクローブの刺さったオレンジを入れてシナモンパウダーを振る
- 2~3週間風通しの良い場所で乾燥させて、リボンなどを巻いて飾りをつける
おわりに
オレンジポマンダーは今でもイギリスでは“幸運のお守り”としてクリスマス時期に作られます。フルーツの甘さとクローブのスパイシーな香りは何とも言えないエキゾチックな香りがします。完全に乾いたポマンダーは何年も腐食しません。クローブの強い殺菌作用について私もとても驚きました。
子供さんと一緒に作っても楽しいですし、クリスマスや冬場の心温まる飾りになりますね。
簡単なので、ぜひ試してみてくださいね♪♪