
会議に参加しているはずなのに、気がつけば別のことを考えていたり、相手の話が上の空で頭に入ってこなかったりすることはありませんか?
忙しい日常の中では、意識が「今ここ」から離れがちです。そんなときに役立つのがマインドフルネスの実践です。今回は、会議中でも取り入れられる、シンプルで効果的な3つのヒントをご紹介します。
足の裏の感覚に意識を向けてみる
会議中に緊張していたり、頭の中が忙しくなっているときこそ、まずは身体の感覚に意識を向けてみましょう。特におすすめなのが、足の裏の感覚です。椅子に座った状態で、足が床に触れている感覚を、数秒間じっと味わってみます。
床の硬さや、靴を通した圧力の変化、左右の重さの違いなどに気づこうとするだけで、思考の世界から今この身体へと意識が戻ってきます。これは特別なスキルを必要とせず、周囲に知られることもないシンプルな実践です。「地に足をつける」という言葉の通り、不安や焦りがあるときにも、足の裏を感じることで心がぐっと落ち着くことがあります。
見えているものに静かに注意を向けてみる
会議の最中、思考があちこちに飛びそうになったときは、「今、目に入っているもの」を使って意識を今ここに戻すことができます。たとえば、テーブルの木目の模様、パソコンの縁の形など、特定の対象を静かに見つめてみましょう。見るという行為は、私たちが日常的に無意識で行っているものですが、意識的に行うことで、その瞬間に心がしっかりと根を下ろすような感覚が生まれます。
大げさに凝視したり意味を読み取ろうとする必要はなく、ただ意図的に注意を向けるだけで十分です。いま目に映っている色や形に数秒間だけ注意を向けてみると、思考が一歩後ろに下がり、心のスペースが少し広がっていくのを感じるかもしれません。そんな小さな気づきが、会議の流れの中に静けさや余裕をもたらし、自分自身の落ち着きを取り戻す助けになります。
評価や判断が浮かんでも、そのままにしてみる
会議の場では、つねに自分の意見をまとめたり、相手の発言に対する反応を考えたりと、頭の中で活発に思考が働いています。「それは間違っている」「それは正しい」といった評価や判断の思考は自然に浮かぶものです。しかし、これらの思考にとらわれすぎると、現在進行している会話の流れから心が離れてしまいます。
マインドフルネスでは、浮かんでくる評価を「良い/悪い」と判断するのではなく、「今、自分はそう思っているな」と一歩引いて気づくことを大切にします。そうすることで、より穏やかで開かれた心のスペースが生まれます。会議中にその練習を重ねていくことで、自分の反応に振り回されにくくなり、冷静で建設的なアイデアも生まれやすくなることでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?仕事の場における会議は、つい「成果を出す」ことや「正しい意見を言う」ことに意識が向きがちです。今日ご紹介した3つのヒントは、どれも「今この瞬間」に立ち戻るための入り口となりますので、ぜひ試してみてください。
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