HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

セルフケア

アロマテラピーで温活♪

 

手足が冷えて氷のようになってしまう。

ゾクゾク寒くて体に力がはいって肩は凝り、疲れる。

芯から冷えて何かしようというエネルギーは起きにくい。

 

そんな「冷え」になやまされている方は意外と多いかもしれません

わたし自身も病棟看護師として働いていたときにいつも手先や足先が冷えていました。夜間や朝方の気温が下がる時間帯にはグッと体温が下がったように感じて、自分で温めるエネルギーが湧かず身をすくめることしかできなかったようです。

朝方の検温時に患者さんに冷たい手で触れるのを申し訳なく思っていました。

そして夜勤明けには、体は疲れているはずなのに寒くて眠れなかったり、眠りが浅い。なども経験したことがありました。

叉、夏場でもエアコンで冷える事がありますよね。外気と室温の差が7℃以上超えてしまうと自律神経がうまく働かなくなってしまい、自力での体温調節ができなくなってしまいます。

慢性的に冷えているような感覚が続いているときに『冷え症』といいます。

 

 

冷えで起こりやすい症状や疾患

 

・新陳代謝が悪くなり肌の乾燥やくすみ、抜け毛や白髪など美容に影響

・肩こりや腰痛などの痛みとなることがある

・アレルギー、自己免疫疾患のリスク

・骨盤内の冷えから生理痛や生理不順、更年期障害、婦人科疾患

・消化機能が落ち胃腸の不調を感じる

など更なる体調の不良や病気につながってしまいますので気をつけたいですね

 

冷えの原因は

 

・自律神経の乱れ

 不規則な生活スタイル、緊張ごとが続く、ストレスが多いなど

・食生活の乱れ

 不規則な食事や栄養の偏り、甘いものの取りすぎ

・血液循環の不良

 きつい下着での締め付け、運動不足、貧血や低血圧、循環器系の病気

・筋肉量の低下

 女性は男性よりも筋肉量が少ない、むくみや冷えを起こしやすい

 運動不足も血行不良を引き起こす

・ホルモンバランスの乱れ

 ストレスによる乱れ、年齢を重ねることによるホルモン分泌の低下

 

特に寒いときは、大事な臓器が納まっている体内の温度を一定に保つのに体の中心部に血液を集めるように働きます。その結果、特に手足の冷えを感じやすくなってしまいます。

 

 

アロマテラピーで温活

 

 

 

毎日お風呂に入って自分ケア!アロマテラピーで自律神経を整え、心と体を温めよう!

これから寒くなる時期にお勧めの入浴剤レシピをご紹介致します

 

アロマバスレシピ (2回分位としてご使用いただけます)

シナモンカッシア3滴

マンダリン4滴

マジョラム4滴

ケンソーバスオイル(乳化剤)20ml

 

シナモンカッシアには経皮アルデヒドの含有量が多く経皮アルデヒドには身体を温める作用があります。また、強い抗菌作用が期待できます

マンダリンはエステル類のアントラニル酸ジメチルによって抗不安、神経をなだめ心地よい眠りをサポートしてくれるでしょう

マジョラムはリラックスしたいけどなかなか出来ない方にホッとリラックスした時間をくれそうです。モノテルペンアルコール類のテルピネン-4-オールは副交感神経、リラックスの神経を高めるのに効果的です

 

 

まとめ

 

お湯と精油は混ざりません

お塩に精油を混ぜるバスソルトも乳化剤とはならないために、精油は湯面に浮いたままです。表面張力で皮膚にべったりとついてしまうとトラブルの元となります

特にシナモンカッシアは素晴らしい精油ですが、皮膚刺激に気を付けたい精油ですので完全に乳化させるバスオイルをお使いください

 

アロマバスは本当におススメです!

リラックスして芯から温まった体はいつまでもポカポカ状態が続きます。

眠りの質もあがるので、夜勤や疲れるお仕事をされている方、眠れない方にもおすすめです。

今回のレシピのシナモンが苦手な方は、血管拡張作用や温める作用があるレモングラスも代用可能です。レモングラスについては記事みゆきの里の南阿蘇のレモングラスとハーブについてに詳しく記載しておりますのでご参照くださいね。

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