前回は女性ホルモンを整えるアロマテラピーをメインにご紹介させていただきました
アロマテラピーは嗅覚として「嗅ぐ」・経皮吸収として「塗る」として使用することが多いですが、ハーブティーやチンキを活用し「飲む」ことで穏やかに日常の中でケアすることができます。「内」からと「外」からのケアで心地よく整えていきましょう.
ハーブティー→ハーブの有効成分をお茶として飲用水溶性の成分を腸から吸収します
◾️◾️女性ホルモンを整えるハーブ◾️◾️
◾️ラズベリーリーフ
子宮の健康をサポートし月経痛を改善するのに役立ちます.
学名: Rubus idaeus
科名: バラ科
成分:フラボノイド・タンニン・ビタミンC・カリウム・マグネシウム
作用:
- 子宮の収縮を促進する
- 月経痛の緩和
- 月経不順の改善
- 更年期の症状を緩和する
- 妊娠中の流産の予防
禁忌・注意:
妊娠初期の女性は、ラズベリーリーフを大量に摂取すると早産のリスクが高まるため注意が必要です
◾️セージ
ホルモンバランスを整え更年期の症状を緩和するのに役立ちます.
学名: Salvia officinalis L.
科名: シソ科
成分:
サルビノール・ロスマリン酸・タンニン
・カリウム・カルシウム・マグネシウム
作用:
- PMS緩和
- 更年期障害ホットフラッシュ・発汗
- ホルモンバランス・不正出血抑制
- 膣炎に対する抗菌・抗炎症作用
- 産後ケア 乳汁分泌促進・悪露排出
禁忌・注意:
まる妊娠中・授乳中の方
高血圧、甲状腺機能亢進症の方は
服用中の薬と相互作用を起こす可能性があるため、医師に相談してから使用する.
◾️レッドクローバー
イソフラボンの働きによりPMSや更年期の症状改善に役立ちます.
学名: Trifolium pratense L.
科名: マメ科(Fabaceae)
成分: イソフラボン:女性ホルモン(エストロゲン)と似た構造を持つ植物性化合物・ビタミンB群・ミネラル・フラボノイド・サポニン・クマルリン
作用:
- 更年期症状の改善
- ホルモンバランス、PMS症状の緩和
- 骨粗鬆症
- 美肌効果
- コレステロール低下
禁忌・注意:
妊娠中・授乳中の方
乳がんや卵巣がん等のホルモン感受性腫瘍の既往がある方、甲状腺機能低下症がある方は医師にご相談ください.
ハーブティーを選ぶポイント!!
1.ご自身の体質や症状にあったハーブティーを選ぶこと
2.有機栽培のオーガニックハーブを選ぶ
農薬や化学肥料が使われていないものが安心して飲んでいただけます
ハーブティーの美味しい飲み方🫖
ハーブ2〜3gに200mlのお湯を注ぎ、
3〜5分待ってからよくでたものを飲みます
朝起きた時、リラックス、リフレッシュしたいとき、寝る前など1日3〜4回飲んでみてください
セージなどの、やや苦味があるハーブティーはハチミツなど加えて飲むのも良いです
わたしはこれを入れて美味しく頂いています
この飲み方は、とても好評です!
最後に
ハーブティーは食品となります。飲用し腸から吸収されていきますのでゆっくり
香りを楽しみながら飲んでみてください
毎日継続し、2週間~1か月、または症状により3か月以上継続することで効果を実感される方もいます。体調や体質により個人差があるのでたのしみながらハーブを選び、生活習慣を見直しながら取り入れてみましょう