10代の頃からお付き合いしている女性の月経を毎月快適に迎えられたら!そんな気持ちでお送りします。
私は10~20代は経血量も多く腹痛・腰痛が酷くて辛い日々を過ごし、35歳過ぎると月経の2~3日前から頭痛とムカムカが起こり「仕事に影響してしまわないか?」といつも心配していました。現代の20~40代女性の80%は頭痛などの不調が起きた時にお薬で対応されているそうです。薬は決して悪いものではありませんが、鎮痛薬が効かなかったら薬を追加する、胃薬まで追加する。。。ということになると健康体で若くても薬の常用が当たり前の方は多いのかもしれません。
最近はそのような日常をもっとナチュラルに変えたいという方も増えてきています。
今回はPMSが起きる原因と、ナチュラルライフを選択肢として増やすための活用レシピをご紹介させていただきますね。
PMS症状と原因
PMSで不快な症状ででてくるものは、イライラ、下腹部痛、腰痛、頭痛、体が重だるい、乳房が張り痛い、憂鬱な気分になる、感情に波が出る。。。など多岐にわたります
ほとんどが女性ホルモンの影響で、黄体期~月経開始直後まで続きます
女性ホルモンの影響
エストロゲンが分泌している時期は肌も体調も、気分も良いですが排卵を過ぎて黄体期の後半になるとホルモン量が急激に減少します。これが影響します。
セロトニンの減少
セロトニンは脳内神経伝達物質で不安を感じないように気分を安定させる働きがありますが、黄体期になると分泌量が減ってPMSの精神症状(イライラ・不安・抑うつ)を引き起こします
プロスタグランジンの影響
プロスタグランジンは子宮を収縮させるホルモンで、生理前から過剰に分泌されると生理痛になります。また経血量が多いと分泌が多くなります。
PMS/月経痛(腹痛・腰痛・頭痛)緩和のアロマテラピー
〇ホルモン様(エストロゲン様)作用
〇子宮の痛みやしぶりを緩和する作用
第二候補ラベンダーアングスティフォリア、ローレル、ローズマリーカンファー精油
〇むくみによる鬱滞、冷えを緩和する作用
マジョラム精油(冷え)
痛みやしぶりよサヨナラ!ストレスフリーな私へ解放させるレシピ
アロマケアオイル 20ml5%
・サイプレス精油 4滴
・バジル精油 4滴
・ラベンダーアングスティフォリア精油 4滴
・ローレル精油 8滴
・ファーナスオイル20ml
使用法
痛くなりそうだな。。。と違和感があるとき、痛みがでたときに10滴ほど手に取り
痛みがある部位に刷り込む鎮痛の場合は濃度と効果は比例します。
市販のものは健草医学舎マッサージオイルNシリーズレシピNo.103(15%濃度)
こちらは濃度があるのでパッチテストを行い5~6滴を痛みのある部位に刷り込む使い方です
おわりに
薬は痛みをとってくれても、根本的な改善にはなりません。
月経は病気ではないので女性として自分を労わる生活をこころがけることが大切です
私もアロマテラピーやハーブを用いることで、PMS症状が随分と楽になり気分や体調のコントロールが出来てきていますよ。植物の自然な香りはメンタルまで影響してしまうPMSには優しく働きかけてくれますので是非活用してみてください。次回はハーブについてお伝えしたいと思います。