HOLISTIC HEALTH JOURNAL

ホリスティックヘルス ジャーナル

養生食

里芋とおからの ごま味噌コロッケ

【里芋】
里芋には腸内の有害物質を吸着し、排出する食物繊維のガラクタンが含まれます。ガラクタンは、脳細胞を活性化させ認知症を予防する効果があります。また免疫性を高め、がんの発生・進行を防ぎ、風邪の予防にも。さらに、消化を促進する作用もあり、整腸と便秘の解消に役立ちます。
【おから】
おからの食物繊維はセルロースという水に溶けないタイプのもの。腸のぜん動運動を促してくれるので、便秘の解消にもなり、腸内の残留物をお掃除してくれるので大腸がんの予防にも。

里芋とおからの ごま味噌コロッケ

材料(4人分)

  • 里芋 ……… 350g
    おから ……… 100g
    ねぎ ……… 1本
    味噌 ……… 80g
    ごま油 ……… 大さじ2
    すりごま ……… 大さじ2
    パン粉 ……… 50g
    パセリ ……… 適量
    オリーブオイル ……… 大さじ1
    薄力粉 ……… 適量

作り方

  • 1里芋は皮を剥いて軟らかく蒸し、熱いうちに潰しておく。
  • 2①におからを加え混ぜ合わせる。
  • 3小口切りにしたねぎをごま油で炒めて香り立たせ、味噌とすりごまを加えてごま味噌を作る。
  • 4パン粉と刻みパセリ、オリーブオイルを混ぜて合わせておく。
  • 5②に③の半量を加え混ぜ合わせて小さく丸める。
  • 6丸めた里芋に水で溶いた薄力粉の衣で④をつけオーブンで焼く。 残りのごま味噌は大さじ2から4の湯でのばし、好みでつけていただく。
東島 正彦

東島 正彦(ひがしじま まさひこ)

現職:みゆきの里 料理長

自身の病気の経験から「医食同源」を信条に田園キッチンの料理長に就任。
穀物や野菜の味と力を引き出すマクロビオティックの調理法に学び、「土からお皿まで」
を提唱し、自ら農業に従事するなど、自然と調和する食、健康を考えた食の提供を目指している。
「医福食農連携推進協議会」中心メンバーとして、管理栄養士と共に健康レシピ本を作成。
KKT「テレビタミン」の料理コーナーに出演、けんくま21市民会議等に参加、「野菜と玄米の料理講座」 を開催するなど「食は命なり」を伝え続けている。

略歴

1981年 福岡市内ホテルなどで日本料理の修行
2003年 ウェルネススクエアー和楽開館から田園キッチン料理長に就任
      ~現在に至る~

© Holistic Health Lab All rights reserved.